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‘第四章【特許権】’ の逐条表示


登録の効果)
九十八条  次に掲げる事項は、登録しなければ、その効力を生じない。
 
特許権移転(相続その他の一般承継によるものを除く。)、信託による変更、放棄による消滅又は処分の制限
 
専用実施権設定移転(相続その他の一般承継によるものを除く。)変更消滅(混同又は特許権消滅によるものを除く。)又は処分の制限
 
特許権又は専用実施権を目的とする質権設定移転(相続その他の一般承継によるものを除く。)変更消滅(混同又は担保する債権の消滅によるものを除く。)又は処分の制限
2  前項各号の相続その他の一般承継の場合は、遅滞なく、その旨を特許庁長官に届け出なければならない。
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通常実施権者の意見の陳述)
八十四条の二  八十三条第二項の裁定の請求があつたときは、その特許に関し通常実施権を有する者は、前条に規定する期間内に限り、その裁定の請求について意見を述べることができる。
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通常実施権の対抗力)
九十九条  通常実施権は、その発生後にその特許権若しくは専用実施権又はその特許権についての専用実施権を取得した者に対しても、その効力を有する。
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(審議会の意見の聴取等)
八十五条  特許庁長官は、八十三条第二項の裁定をしようとするときは、審議会等(国家行政組織法 (昭和二十三年法律第百二十号八条 に規定する機関をいう。)で政令で定めるものの意見を聴かなければならない。
 
特許庁長官は、その特許発明実施が適当にされていないことについて正当な理由があるときは、通常実施権設定すべき旨の裁定をすることができない。全文





(裁定の方式)
八十六条  八十三条第二項の裁定は、文書をもつて行い、かつ、理由を附さなければならない。
 
通常実施権設定すべき旨の裁定においては、次に掲げる事項を定めなければならない。
 
通常実施権設定すべき範囲
 
対価の額並びにその支払の方法及び時期全文





(裁定の謄本の送達)
八十七条  特許庁長官は、八十三条第二項の裁定をしたときは、裁定の謄本を当事者、当事者以外の者であつてその特許に関し登録した権利を有するもの及び八十四条の二の規定により意見を述べた通常実施権者に送達しなければならない。
 
当事者に対し前項の規定により通常実施権設定すべき旨の裁定の謄本の送達があつたときは、裁定で定めるところにより、当事者間に協議が成立したものとみなす。全文





(対価の供託)
八十八条  八十六条第二項第二号の対価を支払うべき者は、次に掲げる場合は、その対価を供託しなければならない。
 
その対価を受けるべき者がその受領を拒んだとき、又はこれを受領することができないとき。
 
その対価について百八十三条第一項の訴の提起があつたとき。
 
当該特許権又は専用実施権を目的とする質権設定されているとき。ただし、質権者の承諾を得たときは、この限りでない。全文





(裁定の失効)
八十九条  通常実施権設定を受けようとする者が八十三条第二項の裁定で定める支払の時期までに対価(対価を定期に又は分割して支払うべきときは、その最初に支払うべき分)の支払又は供託をしないときは、通常実施権設定すべき旨の裁定は、その効力を失う。
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特許権設定登録
六十六条  特許権は、設定登録により発生する。
2  百七条第一項の規定による第一年から第三年までの各年分の特許料の納付又はその納付の免除若しくは猶予があつたときは、特許権設定登録をする。
3  前項登録があつたときは、次に掲げる事項を特許公報に掲載しなければならない。ただし、第五号に掲げる事項については、その特許出願について出願公開がされているときは、この限りでない。
 
特許権者の氏名又は名称及び住所又は居所
 
特許出願の番号及び年月日
 
発明者の氏名及び住所又は居所
 
願書に添付した明細書及び特許請求の範囲に記載した事項並びに図面の内容
 
願書に添付した要約書に記載した事項
 
特許番号及び設定登録の年月日
 
前各号に掲げるもののほか、必要な事項
4  六十四条第三項の規定は、前項の規定により同項第五号の要約書に記載した事項を特許公報に掲載する場合に準用する。
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(相続人がない場合の特許権消滅
七十六条  特許権は、民法九百五十八条期間内に相続人である権利を主張する者がないときは、消滅する。
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